「カードローンは借りない方がいい?」このようにお悩みではないでしょうか?
たしかに、借りない方がいいと聞いたら不安になってしまいますよね。
そこでこの記事では、「カードローンは借りない方がいい」と言われている原因であるデメリットやリスクからその対処法であるカードローンを上手に使う方法までご紹介します。
カードローンの利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
- カードローンは借りない方がいいと言われている原因には、他のローンより金利が高いことや返済期間が長期化することで返済総額が増えてしまうなどといったことが挙げられる
- カードローンの返済ができないと、遅延損害金が発生したり、利用停止・強制解約させられることがある
- カードローンの返済ができなくなる人には、安定した収入がない・お金にルーズで計画性がない・既に他社で借り入れしているといった特徴がある
- カードローンを上手に使うことで得られるメリットには、担保や保証人なしで借り入れできることや利用目的の制限がない、即日融資が可能な場合が多いなどがある
- カードローンを上手に使う方法には、返済計画を立てて返済できる範囲内で借り入れする、借り入れ限度額を低めに設定する、低金利のカードローンを選ぶなどがある
カードローンは借りない方がいい?お金を借りる危険性とデメリット4選
「カードローンは借りない方がいい」と聞いたことがある人もいるでしょう。
ではなぜそのように言われているのでしょうか。
ここではカードローンでお金を借りる危険性とデメリットを4つ紹介します。
- 他のローンより金利が高い
- 返済期間が長期化すると返済総額が増える
- 便利であるため借りすぎてしまう可能性がある
- 他のローンを組む際の審査に影響が出ることもある
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
他のローンより金利が高い
カードローンのデメリットとしては、他のローンより金利が高いことが挙げられます。
なぜならカードローンは他のローンと比べて、担保・保証人なしで良かったり利用目的に制限がないなどの性能があるため、その分貸し倒れのリスクが高くなってしまうからです。
では具体的にどのくらい違いがあるのか、以下にカードローンと他のローンの金利相場をまとめました。
カードローン | 銀行カードローン | 約15% |
消費者金融カードローン | 約18% | |
他のローン | 自動車ローン | 約5% |
住宅ローン | 約2% |
上記から分かるように、カードローンの金利の相場は銀行が約15%、消費者金融が約18%と言われています。
一方で他のローンの金利の相場は、自動車ローンが約5%、住宅ローンが約2%です。
つまり、カードローンは利便性が高い分、金利も高くなる傾向にあるということなのです。
返済期間が長期化すると返済総額が増える
さらにカードローンのデメリットには、返済期間が長期化すると返済総額が増えるということが挙げられます。
これは返済期間が長くなってしまうとその分利息がついてしまうために起こります。
これにより返済期間の長期化は、当初予定していた返済総額よりも返済金額が増えてしまうため注意が必要です。
そのため、返済期間を長引かせることで返済できなくなってしまうリスクも高まってしまうでしょう。
便利であるため借りすぎてしまう可能性がある
また、便利であることから借りすぎてしまう可能性があることもデメリットと言えるでしょう。
カードローンはアプリやコンビニATMから必要な時にすぐに借り入れができるため、ついつい借りすぎてしまうことも少なくありません。
そのため、本来なら「お金がないから我慢しよう」と思えることでも、カードローンの利便性からつい利用してしまいます。
このような借り入れを続けていると、最初は数万円だった借り入れ額も気づけば数百万円になっていたということもあるのです。
このようなことからもカードローンは借りない方がいいと言われているのでしょう。
他のローンを組む際の審査に影響が出ることもある
そして、他のローンを組む際の審査に影響が出ることもあるということもデメリットです。
カードローンを利用すると、利用者の金融取引に関する情報が信用情報機関に記録されます。
信用情報機関とは
信用情報の収集と貸金業者に対する信用情報の提供を行う業務(信用情報提供等業務)を行うものとして内閣総理大臣から指定を受けた信用情報機関を指定信用情報機関といいます。
現在、株式会社日本信用情報機構(JICC)と株式会社シー・アイ・シー(CIC)の2社が指定を受けており、加盟する貸金業者から提供を受けた情報を管理、提供することで、消費者と貸金業者の健全な取引を支えるなど、消費者信用市場の健全な発展を支える社会インフラとして重要な役割を果たしています。
引用元:日本賃金業協会‐指定信用情報機関について
例えば、すでに他社で多額の借り入れをしていることや返済の遅延があったこともすべてここに記録されているのです。
そのため何かしらの問題があれば他ローンの審査に影響し、最悪の場合審査に落ちてしまうことも考えられます。
当然借り入れの過去があっても返済できていれば何の問題もありませんが、そういうリスクもあることを覚えておきましょう。
カードローンの返済ができないとどうなる?
ここまでカードローンには、金利が高いことや返済総額が増えてしまうなどの場合があることが分かりました。
ではもし返済ができなくなってしまったらどうなるのでしょうか。
ここではカードローンの返済ができない場合はどうなってしまうのか、そのリスクについて解説します。
- 遅延損害金が発生する
- 信用情報に傷がつく
- カードローンを利用停止・強制解約される
- 給与や財産を差し押さえられる
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
遅延損害金が発生する
もしカードローンの返済期限を過ぎてしまうと遅延損害金が発生します。
この遅延損害金は1日単位で発生する利息であり、返済日から過ぎた日数分、返済金額が増えてしまいます。
遅延損害金は以下の式で計算できます。
遅延損害金=遅延元金×遅延損害金利率÷365日×延滞日数
カードローン会社の多くは遅延損害金利率を20%としていますが、これは会社によって異なるため自身が契約を考えている、または契約している会社を確認するようにしましょう。
信用情報に傷がつく
カードローンの返済が遅れると信用情報に記録され、傷がついてしまいます。
信用情報とは
信用情報とは、ローンやクレジットなどの取引に関する客観的な事実を表す情報です。本人を識別するための情報のほか、契約内容、返済、支払状況、利用残高などが該当します。いわば個人の信用を客観的に示した情報で、貸金業者やクレジット会社などで顧客の信用を判断する情報の一つとして利用されています。
引用元:日本賃金業協会‐指定信用情報機関について
(※貸金業法においては「信用情報」を、資金需要者である顧客または債務者の借入金返済能力に関する情報と定義しています。)
ローンやクレジットカードの審査では必ず信用情報を確認され、その情報が審査に影響します。
そのため、そこでもし信用情報に傷があればローンやクレジットカードの審査に通過することは難しくなってしまうのです。
特に数ヶ月にわたるような長期間の遅れは、審査に大きく影響しますので気を付けましょう。
カードローンを利用停止・強制解約される
返済できない状態が続くと、カードローンを利用停止されたり、強制解約をされる場合があります。
利用停止されると、その時点でカードローンの利用限度額に達していなくても借り入れを行うことはできなくなってしまいます。
返済期日を過ぎて翌日からいきなり利用停止になる可能性は低いですが、いつから利用停止になるのかはカードローン会社によって異なります。
また、利用停止されてもまだなお返済が確認できない場合は、強制解約されることもあります。
利用停止の状態なら返済をすれば再び借入できるようになりますが、強制解約になるとそのカードローン会社では二度と借り入れすることはできませんので注意しましょう。
給与や財産を差し押さえられる
滞納から数ヶ月経つとカードローン会社は法的手続きに入り、その結果、給与や財産を差し押さえられる可能性があります。
もし給与が差し押さえられると、裁判所から勤務先へ通知が行くため、カードローンを借りていることも差し押さえとなったこともバレてしまいます。
また、法的手続きに進むと途中で止めることはできません。
これらの手続きに入る前に何回も請求・催促があったはずなので、その時点で対処しなければならないのです。
こんな人は要注意!カードローンの返済ができなくなる人の特徴3選
カードローンの返済が滞ってしまうと最悪の場合は、給与や財産までもが差し押さえられてしまいます。
ではどういった人が返済できなくなり、そのような事態に陥ってしまう可能性が高いのでしょうか。
ここでは、カードローンの返済ができなくなる人の特徴を3つ紹介します。
- 安定した収入がない人
- お金にルーズで計画性がない人
- 既に他社で借り入れをしている人
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
安定した収入がない人
カードローンの返済ができなくなる人の特徴には、安定した収入がない人が挙げられます。
当たり前ですが、カードローンは借り入れた分(+利息)を毎月返済していかなければなりません。
そこで安定した収入がないと月々きちんと返していくことができず、返済期間が長引くことで予定していた返済金額よりも多くの金額を払うことになってしまいます。
そしてこの返済総額が大きくなってしまったことで、手に負えない状態になってしまい返済が滞ってしまうこともあり得ます。
もちろん、カードローンは審査の段階で安定した収入の有無は確認されますが、自分でも注意するようにしましょう。
お金にルーズで計画性がない人
お金にルーズで計画性がない人もカードローンの返済ができなくなる人の特徴です。
このような人はお金の収支管理をせず、後先考えずに出費をする傾向にあります。
そのため、入ってくるお金よりも出ていくお金の方が多くなってしまい返済ができなくなってしまうのです。
計画性を持ってお金を使わないと借金が膨らむ一方でしょう。
既に他社で借り入れをしている人
既に他社で借り入れをしている人も返済ができなくなる人の特徴の1つです。
借り入れする会社を増やす場合は、1社のみと比べて毎月の返済合計額は増えてしまいます。
また、カードローン会社によって返済日が異なるため管理しにくく、返済遅延を起こしてしまうことも考えられます。
そのため、すでに他社で借り入れしていて、新たに違うカードローン会社での借り入れを考えている、もしくはしている人は返済できなくなるリスクがより高まってしまうでしょう。
カードローンを上手に使うことで得られるメリット5選
ここまでカードローンは借りない方がいいと言われている理由にあたるデメリットを解説してきました。
しかし、カードローンにはメリットもたくさんあります。
そこでここでは、カードローンを上手に使うことで得られるメリットを5つ紹介します。
- 担保や保証人なしで借り入れできる
- 限度額の範囲内であれば何度でも利用できる
- 利用目的の制限がない
- 入会費・年会費が無料で契約できる
- 即日融資が可能な場合が多い
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
担保や保証人なしで借り入れできる
カードローンのメリットは、基本的に担保や保証人なしで借り入れすることができることです。
これは、銀行カードローンであれば保証会社が保証し、消費者金融であれば金利を高めに設定しているためにできることなのです。
また、中には保証人を求められても頼める人がいなかったり、そもそも他の人に知られたくない人もいるでしょう。
そのような時に担保や保証人なしで借り入れできるのはメリットとなります。
さらに、これらを必要としない分、借り入れまでに手間や時間がかからないこともメリットでしょう。
限度額の範囲内であれば何度でも利用できる
カードローンのメリットは、限度額の範囲内であれば何度でも利用できることです。
しかも、アプリやコンビニATMから、24時間いつでも好きなタイミングで借り入れできます。
そのため、急にお金が必要になった時でもすぐに借り入れできるため大変便利です。
いつでも好きな時に、簡単に借り入れできる点はカードローンの大きなメリットだと言えるでしょう。
利用目的の制限がない
カードローンは利用目的の制限がない点もメリットです。
例えば、自動車ローンや住宅ローンなどの目的別ローンは、使い道が決まっておりそれ以外の目的で使うことはできません。
しかし、カードローンであれば生活費、旅費、学費、冠婚葬祭など様々な用途で使うことができます。
ローン | 利用目的 |
カードローン | 生活費、旅費、学費、冠婚葬祭、ギャンブル など |
自動車ローン | 車の購入のみ |
住宅ローン | 家の購入のみ |
また、申し込みの際に利用目的を申告する必要もないため、気軽に申し込めることもメリットでしょう。
入会費・年会費が無料で契約できる
カードローンは入会費・年会費が無料で契約できることもメリットの1つです。
クレジットカードであれば入会費や年会費がかかることが多く、たとえ使わなくても維持するだけでお金がかかってしまいます。
しかし、カードローンにはそれが無く、維持費が一切かかりません。
そのため、借り入れしなくても申し込みだけ先に済ませておけば、いざという時に使うことができるため大変便利でしょう。
即日融資が可能な場合が多い
カードローンは即日融資が可能が場合が多いこともメリットです。
特に消費者金融であれば即日融資に対応しているところが多いです。
そのため急にお金が必要になった場合でも、即日融資に対応しているカードローン会社であればすぐに借り入れができます。
Webから簡単に申し込め、審査自体も最短20分で完了するため非常に利便性が高いでしょう。
カードローンを上手に使う方法7選
カードローンは上手に使うことで様々なメリットを得ることができます。
ではどのような使い方が上手な使い方なのでしょうか。
ここではカードローンを上手に使う方法を7つ紹介します。
- 返済日は必ず守り遅れることがないようにする
- 返済計画を立てて返済できる範囲内で借り入れする
- 借りすぎが心配な人は限度額を低めに設定する
- 低金利のカードローンを選ぶ
- 必要な時に必要な分だけ借り入れする
- 余裕がある時は積極的に繰り上げ返済をする
- カードローン会社の無利息サービスを利用する
それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
返済日は必ず守り遅れることがないようにする
大前提として、カードローンの返済日は必ず守り遅れることがないようにしましょう。
もし1日でも遅れてしまうと遅延損害金が発生したり、信用情報に傷がついてしまう原因となります。
また、最悪の場合はカードローンの利用を停止されたり、強制解約されることもあります。
「うっかり忘れていた」ということもないように返済日はきちんと確認しておきましょう。
返済計画を立てて返済できる範囲内で借り入れする
カードローンは、返済計画を立てて返済できる範囲内で借り入れすることが大切です。
もし返済できないようなことが起こるとさまざまなペナルティが発生するため、そのようなことにならないようにするためにも返済計画はきちんと立てるべきです。
「いくら借りて月々いくら返済するのか」「利息はいくらかかるのか」「無理のない範囲の返済で完済までどのくらいかかるのか」などしっかり確認します。
完済時期をあらかじめ決めておくことで、返済総額の増加を抑えることができるでしょう。
また、各カードローン会社の公式サイトでは返済シミュレーションが用意されています。
必要事項を入力するだけで簡単にできるので、返済計画を立てる際の参考として利用すると良いでしょう。
借りすぎが心配な人は限度額を低めに設定する
カードローンの借りすぎが心配な人は限度額を低めに設定することもできます。
借り入れ可能額を余裕を持って返済できる金額に設定しておくことで、後々返済できなくなるリスクを減らすことができます。
特に、あればある分だけお金を使ってしまうような人はあらかじめ低めに設定しておいた方が良いでしょう。
低金利のカードローンを選ぶ
なるべく低金利のカードローンを選ぶこともおすすめの方法です。
同じカードローンの中でもカードローン会社によって設定している金利は異なります。
もちろん金利が低いということは審査が厳しめであったり、即日融資に対応していなかったりなど、すぐに借り入れしたい人にとってはマイナスとなる要素もあります。
ですが、少しでも利息を減らして返済総額を抑えたいのであれば低金利のカードローンを選ぶことも有効でしょう。
また、金利には上限があり15%~20%と法律で定められています。
利用者の皆さまの金利負担の軽減を図るため、法律が改正され2010年6月に上限金利が引き下げられました。お借入れの上限金利は、借入金額に応じて年15%~20%となっています。
引用元:日本賃金業協会‐上限金利について
そのため、定められている金利以上であればいわゆる「闇金」であるので手を出さないように注意しましょう。
必要な時に必要な分だけ借り入れする
カードローンは必要な時に必要な分だけ借り入れするようにしましょう。
必要になった時にすぐに借り入れができる点はカードローンの大きなメリットですが、この便利さゆえに必要以上の借り入れを繰り返してしまうことも少なくありません。
借り入れした分の返済がまだ終わっていないのも関わらず、次々に借り入れをしてしまうと返済が追い付かず返済期間が長引く原因となります。
また、借り入れ額の増加に伴い利息も高くなるため返済できなくなるリスクも高まってしまいます。
このような事態に陥らないためにも、必要な時に必要な分だけの金額を借り入れするように心がけましょう。
余裕がある時は積極的に繰り上げ返済をする
カードローンで借り入れをする際、資金に余裕がある時は積極的に繰り上げ返済をすると良いでしょう。
繰り上げ返済とは、毎月決められた返済額にプラスして支払うことです。
毎月の返済額を上げるともし返済できなかった場合にペナルティとなってしまいますが、繰り上げ返済であればそのようなことはありません。
繰り上げ返済をすることで予定していた返済期間を短くすることができ、さらにその期間分の利息を減らすことができます。
そのため、ボーナス月などで余分に返済できる月は繰り上げ返済を積極的に行っていきましょう。
カードローン会社の無利息サービスを利用する
カードローン会社の無利息サービスを利用することも賢い方法です。
カードローン会社によっては「初回のみ30日間の無利息期間」を設けているところがあります。
このサービスを上手に利用すれば、利息負担を減らすことができるため大変お得です。
借り入れ額が少なく、すぐに返済できる見込みがある人は無利息サービスのあるカードローン会社を選ぶのもおすすめでしょう。
カードローンは借りない方がいい?危険性・デメリットや上手に使う方法を解説!|よくある質問
カードローンの返済は大変?
もちろんカードローンは多く借り入れすればするほど返済は大変になってきます。
なぜなら単純に借り入れ額が多いと返済期間が長くなったり、返済期間が長いとそれだけ利息も多くなってしまうためです。
しかし、カードローンを上手に使うことで返済期間を短くしたり、利息を減らすことができます。
以下にカードローンを上手に使う方法をまとめました。
- 返済計画を立てて返済できる範囲内で借り入れする
- 借りすぎが心配な人は限度額を低めに設定する
- 低金利のカードローンを選ぶ
- 余裕がある時は積極的に繰り上げ返済をする
- カードローン会社の無利息サービスを利用する
上記の方法を取り入れることで、カードローンの返済の大変さを軽減させることができるでしょう。
カードローンでお金を借りる人の特徴は?
カードローンでお金を借りる人の特徴は、生活が苦しい人や趣味を楽しみたい人などさまざまです。
そもそもカードローンは目的別ローンとは違い、利用目的に制限がありません。
そのため借り入れしたお金を何に使ってもよく、生活費、娯楽費、治療・通院費、冠婚葬祭等人によって使い道が異なります。
「お金に少し困ったときの救済」としてカードローンで借り入れをする人が多いでしょう。
カードローンの契約のみでも信用情報に記録される?
カードローンは契約のみでも信用情報に記録されます。
そして、信用情報に記録されると新たに別のローンに申し込む際の審査に影響が出る可能性があります。
具体的には限度額の面からです。
たとえ契約のみで借り入れ金額がゼロであったとしても、新たなローンの審査では設定された限度額分を借り入れしているとみなされてしまうのです。
もちろんカードローンの契約だけすることが悪いわけではなく、利用する予定がなくても契約だけでもしておけば、いざという時にすぐに借り入れできるため大変便利です。
しかし、他のローンに申し込む予定がある時は注意が必要でしょう。
カードローンは使わずに解約できる?
カードローンを使わずに解約することはできます。
カードローンは基本的に入会費や年会費がなく、維持費がかからないためもしもの時のお守りとして契約している人もいるでしょう。
しかし、他のローンの契約を考えている場合は、実際に利用していないカードローンでも審査に多少なりとも影響します。
そのためそのような場合は使っていないカードローンを解約した方が良いでしょう。
解約の仕方は各カードローン会社の公式サイトで確認してください。
カードローンは借りない方がいい?危険性・デメリットや上手に使う方法を解説!|まとめ
- カードローンは借りない方がいいと言われている原因には、他のローンより金利が高いことや返済期間が長期化することで返済総額が増えてしまうなどといったことが挙げられる
- カードローンの返済ができないと、遅延損害金が発生したり、利用停止・強制解約させられることがある
- カードローンの返済ができなくなる人には、安定した収入がない・お金にルーズで計画性がない・既に他社で借り入れしているといった特徴がある
- カードローンを上手に使うことで得られるメリットには、担保や保証人なしで借り入れできることや利用目的の制限がない、即日融資が可能な場合が多いなどがある
- カードローンを上手に使う方法には、返済計画を立てて返済できる範囲内で借り入れする、借り入れ限度額を低めに設定する、低金利のカードローンを選ぶなどがある
この記事では、「カードローンは借りない方がいい」と言われている原因であるデメリットやリスクからその対処法であるカードローンを上手に使う方法までご紹介しました。
他のローンと比べて金利が高いことや返済期間の延長に伴い返済総額が増えてしまうなどのリスクがあることが、カードローンは借りない方がいいと言われている原因と言えます。
しかし、返済計画をきちんと立てて返済に無理のない範囲内での借り入れに気を付ければ、これらのデメリットを最小限に抑えることが可能です。
むしろカードローンはメリットの方が大きく、いざという時に大変役立ちます。
今回ご紹介したカードローンを上手に使う方法を参考にして、計画的に利用していきましょう。
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