「海外旅行にクレジットカードを持って行きたいけど、安全性が気になる…そもそもちゃんと使えるのかな?」
そのようにお悩みではないですか?
確かに、持って行っても使えるお店がなかったら?もしスリにでもあったら…などと考えると不安になってしまいますよね。
この記事では、海外旅行にクレジットカードを持って行くべき理由やカードの選び方について詳しく解説しています。
心配なトラブルの際の対処法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
- クレジットカードには海外旅行に安心な保険や空港ラウンジサービスなどが付いているものがある
- 身分証代わりになったり現地通貨が借りられたりして便利
- 両替手数料がかからずポイントもついてお得
海外旅行にはクレジットカードを持って行くと便利!
海外旅行に行くなら、クレジットカードは今や必須の持ち物です。
ここでは、クレジットカードを海外に持って行くべき6つの理由について解説します。
持って行くべき6つの理由
- 両替手数料がかからない
- クレカでチップも支払える
- 旅先で現地通貨が借りられる
- 身分証代わりになる
- 紛失・盗難の補償が受けられる
- 旅行をお得に楽しめる
両替手数料がかからない
クレジットカード払いを利用すれば、両替手数料はかかりません。
どの外貨に両替するかにもよりますが、例えば日本で米ドル・ユーロ・英ポンド以外のマイナー通貨に両替して出発する場合、手数料が10%を超えることもあります。
帰国後日本円に両替し直すことを考えると、20%以上もの手数料がかかることになります。
クレジットカードを利用した場合にも支払金額の2%~3%程度の為替手数料は必要ですが、一般的に現金を両替するよりも換算レートが良く、1%程度安く済みます。
クレカでチップも支払える
会計時に渡される請求書の「Tip」という項目に支払いたい金額を記入するだけで、簡単にクレジットカードでチップの支払いができます。
ただし、クレジットカード決済ができないお店ではチップはもちろんすべて現金での支払いとなりますので、その点は注意が必要です。
最低限の現金は用意しておきましょう。
旅先で現地通貨が借りられる
海外キャッシング枠のあるカードを持っていれば、利用している国際ブランドのマークがあるATMで現地通貨を借りることができます。
キャッシングに悪いイメージを持つ方も多いかもしれませんが、金利やATM手数料と合わせてみても、空港で現金を両替するよりもお得になることもあります。
緊急時の対応として覚えておけば、旅行先でお金が足りなくなってしまった!といったもしものときも焦らず対応することができるでしょう。
身分証代わりになる
海外では、「クレジットカードを持っている=一定の支払い能力があり信用できる」という考えが日本よりも強く根付いています。
そのため、ホテルでのチェックイン・レンタカーを借りるときなどに提示すれば補償金が安くなったり不要になったりします。
もしもを考慮してお店側から事前に請求される一定の支払のこと
逆にクレジットカードを持っていないと、レンタカーが借りられない、高い補償金を取られるといった可能性もありますので注意しましょう。
紛失・盗難の補償が受けられる
紛失・盗難に遭いカードが不正利用されてしまった場合の補償が付いているクレジットカードもあります。
現金を盗まれた場合は返ってこない可能性が高いですが、盗難補償のついたクレジットカードであれば不正使用された金額が保証されます。
また、クレジットカードは気付いた時点でカードを停止すれば不正利用自体を防ぐことも可能です。
旅行をお得に楽しめる
年会費有料のクレジットカードを持っていれば、空港のラウンジが無料で利用できたり、提携ホテルや施設での料金割引・レイトチェックアウト・客室の無料アップグレードなどの優待が受けられたりします。
年会費無料のクレジットカードでも、カード会員限定の旅行サイトでホテルを予約するとポイント還元率が上がったり、旅行先での利用でポイントを貯めることができます。
クレジットカードの選び方
海外で利用できるのは、Visa・MasterCard・JCB・American expressなど国際ブランドのクレジットカードです。
VISA:知名度・シェア率ともにNo.1、アメリカに強い
MasterCard:VISAに次ぐ有名国際ブランド、ヨーロッパに強い
American Express:ハイステータス国際ブランド、質の高い特典やサービスに定評あり
Diners Club:ステータスの高さに定評がある世界初のクレジットカード、優待サービスが充実
これらの国際ブランドのライセンスを使用したクレジットカードを、三井住友カードや楽天といったカード会社が発行しています。
海外に持って行くクレジットカードは、以下の5つをポイントに選ぶと良いでしょう。
- 利用範囲や加盟店数の多さ:旅行先に加盟店の多いカードを選ぶ
- 海外利用手数料:手数料の低いカードを選ぶとお得
- 海外旅行保険のサービス内容:健康保険が適用されない海外での高額な医療費を補償
- 優待サービスの内容:空港ラウンジが無料や宿泊施設の割引など
- マイルやポイントの貯まりやすさ:ANAやJALのカードなら普段のお買い物でマイルが貯まる
アメリカはVisa、ヨーロッパならMasterCardの加盟店が多く、日本初の国際ブランドJCBはグアム・ハワイ・韓国などの日本人観光客が多い国に行く方におすすめです。
また、ゴールドカードやプラチナカードといった有料会員はマイルやポイントの還元率が高いうえ、優待サービスを受けることができます。
優待サービスの内容は国際ブランドやカード会社によって様々で、同伴者も空港ラウンジの利用が無料になるというものやキャンセル費用を補償してくれるといったサービスが付くカードもあります。
海外旅行におすすめのクレジットカード15選
ここからは、上記のポイントを抑えたおすすめのカードを15枚に厳選してご紹介します。
エポスカード
- 利用後すぐに通知が届くため万が一の不正利用にもすぐに対応できる
- 年会費無料でありながら海外旅行傷害保険で補償される損害の幅が広い
傷害死亡・後遺障害、障害治療費用、疾病治療費用、賠償責任、救援者費用、携行品損害 etc… - 海外旅行のサポートデスクが日本語対応
丸井グループが発行するエポスカードは200円利用ごとに1ポイントが付与され、貯まったポイントはコンビニなどのEPOS PAY加盟店で利用できるほか、商品券・各種ポイント・マイルへの交換が可能です。
飲食店・イベント・旅行・カラオケや美容院、スパにレンタカーなど、全国約10,000店舗で会員限定の割引やサービスが受けられ、普段マルイを利用しない方にも十分なメリットがあります。
マルイウェブチャンネルでは会員限定10%OFFセールが年4回開催されるほか、提携商業施設での利用でポイント最大5倍、ポイントアップサイト経由の旅行予約・支払でポイント最大10倍、一部楽天ショップではポイント最大30倍となる点も魅力です。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
永年無料 | 0.5% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
1.63% | (利用付帯) | 最高3,000万円
利用限度額 | 海外キャッシング |
(学生の場合30万円) | 10万円~50万円+ ATM手数料 | 実質年利18%
国際ブランド | 発行日数 |
VISA | 最短即日 |
三井住友カードゴールド(NL/ナンバーレス)
- 国内主要空港でラウンジサービスが無料
- 指定場所-空港間の荷物宅配や手荷物預かりを15%OFFで利用できる(空港宅配・手荷物預かりサービス)
- 海外用携帯・WiFi・ポケトークを優待価格で通信料もお得にレンタルできる(レンタルモバイルサービス)
- サポートデスクへの電話が無料
コンビニや飲食店など対象店舗でのタッチ決済で最大7%還元、SBI証券のクレカ積立で積立額の1%を毎月付与と、ポイントの貯まりやすさが魅力的なカードです。
年間100万の利用で5,500円の年会費が永年無料・さらに毎年10,000ポイントが付与されますので、月間約9万円程度使う方であればお得でしょう。
なかでも特徴的なのが「家族ポイント」で、二親等内の本会員を家族ポイントに登録すると、対象のコンビニ・飲食店の利用で通常ポイント+登録人数×1%(最大5%)が付与されます。タッチ決済の利用ならさらに2.5%が上乗せされて、最大10%還元されます。※「家族ポイント」は1カードあたり1カ月50,000ポイントまで
カードの使用・設定利用額超過で通知が届くなど安全機能が充実しているほか、500円以上の利用通知を1ヵ月で20個受け取るとスイーツやギフト券が当たるといった嬉しい特典もあります。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
5,500円 条件付きで永年無料 | 0.5%~7% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
2.20%(税込) | 最高2,000万円 |
利用限度 | 海外キャッシング |
200万円 | 実質年利18% + ATM手数料110円~220円 | 5万~50万円の範囲内
国際ブランド | 発行日数 |
MasterCard | VISA※翌営業日以降にお届け | 最短5分
JCB Card W
- 世界各国の「JCBプラザ」で対面の日本語サポートが受けられる
- 一部都市にはJCB会員専用ラウンジが設置され、ドリンクの提供や荷物預かりなどのサービスが受けられる
- 紛失・盗難は60日前にさかのぼり損害額を補償
JCB Card Wは国際ブランドが発行するプロパーカードでありながら年会費無料、さらに通常のJCBカードの2倍ポイントが貯まる1.0%の高還元率が魅力的なカードです。
39歳までに入会すれば40歳以降も年会費がかからず、ポイントは毎月の合計利用金額に対して貯まるため、少額の利用も無駄にしません。
ビックカメラの利用で3倍、Amazon・セブンイレブンの利用で4倍、スターバックスの利用では11倍のポイントが付与と、特定のサービスでポイント還元率がとても高く人気のカードです。
1000円につき2ポイント付与と聞くと、他の「200円で1ポイント」などと比べ一見還元率が悪いように見えますが、Amazonの支払いでは1ポイント=3.5円換算、JCBプレモカードへのチャージなら1ポイント=5円換算で利用できます。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
永年無料 | 1.00%~5.50% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
1.6% | (利用付帯) | 最高2,000万円
利用限度額 | 海外キャッシング |
10万円~100万円 | 15%~18% | 融資利率(年利)
国際ブランド | 発行日数 |
JCB | ※モバ即に入会した場合 | 最短5分(カード番号通知)
ライフカード(学生専用)
- 海外利用総額の3%をキャッシュバック
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
ライフカードは海外利用がお得な学生限定のクレジットカードで、海外旅行はもちろん、留学を考えている方にもおすすめのカードです。
卒業後も年会費は無料で、学生なら年間最大10万円、海外利用総額の3%が戻ってきます。
また海外旅行傷害保険が、カードを使った支払いなどの特定の条件を満たして適用される利用付帯ではなく、カードを持っているだけで適用される自動付帯であることも魅力的です。
入会初年度のポイントは1.5倍、お誕生月は3倍、会員限定ショッピングサイトの利用で最大25倍ポイントが付きますし、ポイントの移行や電子マネー・ギフトカードに交換もできて便利です。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
永年 | 無料0.5% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
2.20% | 最高2,000万円 |
利用限度額 | 海外キャッシング |
30万円 | + ATM手数料110円~220円 | 実質年利
サポート体制 | 発行日数 |
VISA MasterCard JCB | 最短2営業日 |
JALカード 普通カード
- マイルが貯まりやすい
- 空港内免税店での提示で割引が受けられる
- JALのパッケージツアー(JALパック)の割引が受けられる
- 海外での紛失・盗難時、緊急カード(海外専用の臨時カード)が発行される
JALカードは、JALを利用する方であれば必携ともいえるカードです。
入会後初めての搭乗で1,000マイル、その後も搭乗ごとに10%のボーナスマイルが付き、普段のお買い物では200円で1マイル、特約店での利用なら200円で2マイル付きます。
貯めたマイルは航空券への交換や座席のアップグレードに利用できます。
初年度以降2,200円の年会費は必要になりますが、電気・ガス・水道や携帯電話の使用料金などのクレカ払いでもマイルを貯められることを考えるとお得と言えるでしょう。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
2,200円 ※提携ブランドにより異なる | 初年度無料0.5% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
VISA・MasterCard:2.00%(税別) JCB:1.60%(非課税) | ※提携ブランドにより異なる | 最高10,000,000円
利用限度額 | 海外キャッシング |
10万円~100万円 | 15.0%~20.0% ※選択する国際ブランドにより金利が異なる |
国際ブランド | 発行日数 |
MasterCard JCB American Express | VISA最短2週間 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- 出発・帰国時に自宅-空港間のスーツケース1個を無料配送
- 国内外29の空港ラウンジ同伴者1名まで無料利用可
- 国内外20万か所以上の施設を特別優待料金で利用可能
アメックスの中でも高グレードのアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、そのステータス性や手厚い優待内容が魅力です。
海外旅行傷害保険や医療機関の紹介などはもちろん、レストランの予約等でも24時間通話料無料・日本語でサポートしてもらえます。
また、急な病気やケガ、出張などで旅行に行けなくなった際にキャンセル費用を年間10万円まで補償してくれるサービスもあります。
年会費は31,900円かかりますが、2名以上でのレストラン利用時に1名分が無料になったり、2年目以降のカード継続で国内の対象ホテル2泊以上の際に使える15,000円クーポンのプレゼントがあるなど、優待サービスが手厚く用意されています。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
31,900円 | 0.3% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
2.0% | 最高100,000,000円 |
利用限度額 | 海外キャッシング |
会員ごとに個別の利用可能枠を設定 | 一律の制限なし|
サポート体制 | 発行日数 |
American Express | 約1週間~2週間 |
三井住友カード(NL)
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯
- 海外でのカード利用に関する資料がもらえる※要資料請求(トラベル トラブル)
- ナンバーレス・利用ごとの通知でセキュリティ面も安心
三井住友カード(NL)は国内外で使いやすく、ポイントが貯まりやすいことで人気のカードです。
対象のコンビニ・飲食店やユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの支払いにスマートフォンのタッチ決済を用いた場合、ポイントが最大7%還元されます。
また、学生であればAmazonプライムやHuluといったサブスクの利用料金をカードで支払った場合、10%のポイントが還元されます。
大学生協の利用はポイント2倍、教科書の購入などでもポイントを貯めることができ、学生がクレジットカードデビューするには最適のカードと言えるでしょう。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
永年無料 | 0.5~7.0% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
2.0% | (利用付帯) | 最高2,000万円
利用限度額 | 海外キャッシング |
10万円~100万円 | 利用の可否は審査による 実質年利18% + ATM手数料110円~220円 |
サポート体制 | 発行日数 |
MasterCard | VISA最短30秒 |
楽天カード
- 海外で日本語の24時間365日対応の緊急医療サポートを利用できる
- 海外でカード紛失時、一時利用可能なカードを再発行してもらえる
- 紛失・盗難後に不正使用があった場合、連絡受理日から60日以内の被害額を補償
- 貯まったポイントはホテルのアップグレードにも利用可能
楽天カードは、ポイント還元率が常時1%の高還元率なカードとして知られています。
カード利用100円ごとに1ポイント、楽天市場での利用なら100円で3ポイントが付与、さらに加盟店ではカードの提示と利用のダブルでポイントが貯まります。
また、国際ブランドはVISA・MasterCard・JCBに加え、高ステータスなAmerican Expressも年会費無料で選ぶことができます。
海外旅行にも普段使いにも、使い勝手の良い1枚です。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
永年無料 | 1.0%~3.0% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
以下、事務手数料 VIZA/MasterCard 1.63% JCB 1.60% American Express 2.00% | 決算為替レートは各国際ブランドによる最高30,000,000円 |
利用限度額 | 海外キャッシング |
最高100万円 | 実質年利18% ATM手数料110円~220円 ※American Expressは海外キャッシング不可 |
サポート体制 | 発行日数 |
MasterCard JCB American Express | VISA最短1週間 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- 空港VIPラウンジの利用が年2回まで無料
- 帰国時、空港からのスーツケース宅配サービスが無料
- ANA利用で通常フライトマイル+区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%のボーナスマイル
- 空港での買い物が5%OFF、機内での買い物が10%OFF
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANA一般カードよりも効率よくマイルやポイントを貯めることができます。
新規入会で2,000ポイントが付与されるほか、入会後3ヶ月以内に150万円以上の利用で獲得できる入会特典65,000マイルは、ビジネスクラスでハワイ往復が可能なマイル数に相当します。
34,100円の年会費が必要にはなりますが、その分優待内容も手厚く、ANAの飛行機に頻繁に乗る方であれば必携のカードと言えるでしょう。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
34,100円 | 1.0% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
2.0% | 最高1億円 |
利用限度額 | 海外キャッシング |
会員ごとに個別の利用可能枠を設定 | 一律の制限なし|
サポート体制 | 発行日数 |
American Express | 約1週間~2週間 |
楽天ANAマイレージクラブカード
- 楽天カードならではの旅行保険が付帯する
- カード盗難保険が付いている
楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カード・電子マネーEdy・Rポイント・ANAマイレージクラブの4つの機能を1枚にまとめたカードです。
100円利用ごとに1ポイントが貯まる楽天ポイントコースと、200円ごとに1マイル貯まるANAマイルコースの2つから選択できます。
入会後いつでも簡単にコース変更が可能なうえ、貯めたポイントを交換することもでき、ポイントとマイルのどちらを貯めようか迷っている人におすすめです。
また、初年度以降かかる550円の年会費も、年に1度でも利用があれば無料となります。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
初年度無料 550円 | 1.0% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
以下、事務手数料 VIZA/MasterCard 1.63% JCB 1.60% American Express 2.00% | 決算為替レートは各国際ブランドによる最高2,000万円 |
利用限度額 | 海外キャッシング |
最高100万円 | ※キャッシングサービスの利息がかかります | VISAのみ緊急キャッシング可
サポート体制 | 発行日数 |
MasterCard JCB | VISA最短1週間 |
ANA JCB 一般カード
- 海外のJCBプラザで日本語による対面サポートが受けられる
- 機内販売や免税店が5~10%割引になる
- ANA搭乗ごとに+10%のボーナスマイル
- 海外利用90日以内は最高100万円までのショッピング保険が付帯
日頃の買い物や飛行機への搭乗、新規入会時やカード継続時にもマイルが貯まる、ANAの飛行機に乗る方はぜひ持っておきたいカードです。
ANAカードでは様々な国際ブランドを選択することができますが、JCBブランドを選べば、海外であっても緊急時にJCBプラザで日本語による対面サポートを受けることができます。
また海外旅行傷害保険が、カードでの支払いをなど特定の条件で利用できる利用付帯ではなく、カードを持っているだけで利用できる自動付帯となっています。
ただし、保険の内容は傷害死亡・後遺障害、救援者費用のみとなっている点には注意しましょう。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
初年度無料 2,200円 | 0.3%(VISA Master 0.5%~3.0%) |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
1.6%を加えて換算 | 支払処理日のレートに最高1,000万円 |
利用限度額 | 海外キャッシング |
10万円~80万円 | 実質年利15.0%~18.0% | 1万円~100万円
サポート体制 | 発行日数 |
JCB | 最短3営業日 |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
- 海外でのショッピングでポイント2倍
- 家族カード会員に加え、家族(※)も旅行保険の補償対象
- プライオリティ・パスの年会費が優遇される
- 海外でのご利用枠の一時増額
(※)ご家族の範囲は、本会員の配偶者、本会員またはその配偶者と生計をともにする同居の親族、本会員またはその配偶者と生計をともにする別居の未婚のお子様です。ご家族の補償は、海外・国内最高1,000万円です。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、上記の通り海外での利用に多くのメリットがあるカードです。
初年度は年会費無料、翌年からは11,000円が必要となりますが、国内主要の空港ラウンジとホノルル空港のラウンジの無料利用・帰国時の手荷物無料宅配サービス・ポイントの有効期限はありません。
さらに年間100万円のショッピング安心保険や不正使用の損害補償など、手厚いサービスと強力なサポートを受けることができます。
新規入会・利用で8,000円相当のポイントがプレゼントされるほか、国内のショッピングで1.5倍、海外での利用の場合はポイントが2倍となるのも魅力的です。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
初年度無料 11,100円 | 0.75%~1.00% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
JCB 2.15% American Express 2.0% | VISA/MasterCard 2.2%最高5,000万円 |
利用限度額 | 海外キャッシング |
最高300万円まで | 審査に応じる+ ATM手数料 | 実質年利18%
サポート体制 | 発行日数 |
American Express | 最短3営業日 |
三菱UFJカード
- 最大3種類の国際ブランドを複数枚同時に発行できる
- 複数のブランドで世界中に対応
三菱UFJカードの最大の特徴は、複数の国際ブランドを同時発行できる「デュアルスタイル」にあるでしょう。
国際ブランドはVISA・MasterCard・JCBと、American Express(年会費1,375円)の4つから選ぶことができます。
さらに、発行手数料1,100円を払ってしまえば、年会費無料で中国で支持を得ている銀聯カードを持つこともできます。
全国のコンビニや自動販売機等で利用すると5.5%還元、さらに楽Payに登録すると合計最大10.5%が還元となるのも嬉しいポイントです。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
初年度無料 1,375円 年1回以上の利用で翌年度無料 | 0.4%~5.5% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
2.16%(税込) | 最高2,000万円 (利用付帯) |
利用限度額 | 海外キャッシング |
10万円~100万円 | 14.95%~17.95% | 実質年利
サポート体制 | 発行日数 |
MasterCard JCB American Express | VISA最短翌営業日 |
UCプラチナカード
- 最大1億円の海外旅行傷害保険が付帯
- 自宅から空港まで全員分の荷物を会員優待価格で郵送
- 海外Wi-Fiのレンタル料金が会員優待価格になる
- 世界各地1,400以上の空港ラウンジを年6回無料利用可
UCプラチナカード保有者は、UCプラチナ会員限定優待に加えVISAプラチナの特典も利用することができます。
有名ホテルやレストランなどのハイレベルなサービス、空港ラウンジサービスやコンシェルジュサービスなど、2社の優待サービスを受けることができるので高い満足感が得られるでしょう。
また特徴的なのは、通信端末修理費用保険が付帯していることです。
スマートフォン等の落下破損・水没・故障等による修理費用を年1回、最大3万円まで補償が効くので、万が一のトラブルがあった場合にも安心です。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
16,500円 | ※1ポイント5円相当の アイテムと交換した場合 | 1.0%
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
2.20%(税込) | 最高1億円 |
利用限度額 | 海外キャッシング |
最大7,000,000円 | 実質年率18.0% |
国際ブランド | 発行日数 |
VISA | 最短5営業日 |
ダイナースクラブカード
- 国内外で利用できる最大1億円の旅行保険
- 家族会員が旅行傷害保険とショッピング・リカバリーの対象
- 国内外約1,300ヶ所ある空港ラウンジを無料で利用できる
- パッケージツアーが最大5%OFF
ステータスが高く、優待サービスが充実していることで知られるダイナースクラブカードは、保有者にMasterCardの最高位プラチナグレードのカードが年会費無料で自動発行されます。
どちらのカードを利用しても100円につき1ポイントが貯まり、貯まったポイントは合算、有効期限はありません。
対象レストランの1~2名分の食事が無料になるなどのグルメ優待、宿泊施設の食事・部屋のアップグレードやレンタカーの割引などが受けられるトラベル優待、その他にもエンタテイメント優待・ゴルフ優待・ショッピング優待など、様々な特典が受けられます。
年会費 | 通常ポイント還元率 |
初年度年会費無料 24,200円 | 0.4%~1.0% |
海外利用手数料 | 海外旅行保険 |
1.3% | 最大1億円 |
利用限度額 | 海外キャッシング |
会員ごとに個別の利用可能枠を設定 | 一律の制限なし実質年利15% |
サポート体制 | 発行日数 |
Diners Club | 約2週間~1ヶ月 |
海外にクレジットカードを持って行く際の注意点4つ
ここでは、海外にクレジットカードを持って行く際にの注意点を4つご紹介します。
旅行先で使えるクレジットカードを確認しておく
日本発のJCBは日本で、銀聯は中国で通用しやすいというように、クレジットカードの国際ブランドにはそのブランドの通用しやすい地域が存在します。
一般的にVISAはアメリカ、MasterCardはヨーロッパに強いと言われていますが、これら2つに関してはどちらも加盟店数が多く、地域に関わらず比較的通用しやすいカードです。
American Expressやダイナースクラブは南北アメリカ大陸に強く、JCBは日本人ハワイ・韓国・台湾・グアムなどの日本人に人気の観光地に持って行くのにおすすめです。
また、旅行先で広く利用できるカードであっても、利用可能枠を超えての利用はできません。
出発前に上限を確認し、必要であれば増額の申し込みや予備のカードを持って行くなどで対応しましょう。
海外利用手数料や為替レートを確認しておく
海外でのクレジットカード利用は、海外利用手数料や為替レートによって利用金額に差が出ます。
新しくクレジットカードを作る際には、各カード会社の海外利用手数料などを比較してできるだけお得に利用できるものを選びましょう。
セキュリティ対策を徹底する
海外でクレジットカードを利用する場合に気を付けたいのがセキュリティ対策です。
スリ・盗難やインターネット利用でのカード情報漏洩・不正利用にも注意しましょう。
これらは、ボディバックなどで肌身離さず持っておく、カード会社が提供している不正利用監視サービスを利用するなどで対策することができます。
トラブルになった場合の対処法を把握しておく
万が一カードが盗まれる・紛失するといった事態に備えて、対処方法を事前に把握しておくことでいざというときに慌てずに済むでしょう。
具体的には、カードの停止方法を調べておく・カード会社の連絡先(海外旅行保険のサポートセンター等)を調べてメモしておくなどです。
また、現地の警察に行き届け出を行うことも大切です。
クレジットカードの海外での利用についてよくある質問
ここでは、クレジットカードの海外利用についてよくある質問をまとめました。
海外でキャッシング機能は使えますか?
海外でキャッシング機能を利用することができるかどうかは、カード会社やキャッシングサービスによって異なります。
カード会社に利用可能な銀行やATMなどを確認しておくことをおすすめします。
T&Eカードとの違いは何ですか?
T&Eカードとは、旅行会社・ホテル・レストラン・レジャー施設といった旅行やエンターテインメントに関連する場所での利用を想定して加盟店ネットワークが構築されたカードを指し、American ExpressやDiners Clubがこれに該当します。
VISAやMasterCardなどの決済カードブランドに比べて年会費が高い傾向にはありますが、その分海外旅行傷害保険のほか、各種付帯保険が充実していることが特徴です。
JCBは、決済機能の利便性が高い決済カードとT&Eカードの2つの特徴を併せ持っています。
海外で不正利用に遭ったらどうしたらいいですか?
カード会社に連絡してカードを停止、不正利用の拡大を防ぎましょう。
また、被害額の請求や払い戻しの手続きを行うために、不正利用の証拠や詳細を残しておくことも重要です。
こうした事態に備えるために、カード会社のサポート体制や対応方法について事前に確認しておくことも大事です。
クレジットカード 海外 まとめ
- クレジットカードには海外旅行に安心な保険や空港ラウンジサービスなどが付いているものがある
- 身分証代わりになったり現地通貨が借りられたりして便利
- 両替手数料がかからずポイントもついてお得
- クレジットカードは国内外でお得で便利!
この記事では、クレジットカードの海外利用についてご紹介しました。
年会費無料でポイントを貯めやすく活用しやすいカード、レジャーを楽しむためのサービスが充実したカード、家族や通信機器への補償までついたカードなど、クレジットカードにもそれぞれ様々な特徴があります。
ご自分の生活スタイルに合わせた一枚を選ぶことで、海外での利用はもちろん、毎日をより便利に、豊かにできるのではないでしょうか。
コメント
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